SERVICE

サービス

グループ経営管理

ハードとソフトの両面から、拡大成長する事業を
正しくガバナンスするための仕組とルールを構築

グループ経営管理における顧客の課題

ビジネスの多角化・多国籍化がますます進展する中で、企業グループという大きな組織としての活動を統制する経営のあり方が重要性を増しています。この取り組みを支援するのが本オファリングとなります。

多くの企業が事業の多角化を図る中で企業がグループ内に抱える子会社・関連会社は増加し、経営管理の対象とすべき範囲が益々広がっています。また市場のグローバル化に伴い、海外拠点を持つ企業グループも増加の一途をたどっています。このような状況において経営意思決定が企業グループの末端にまで速やかに正しく伝達されるか、逆に各現場で起こっている重要事象をマネジメント層が適切に捕捉できているかが、今後の事業成長においてもますます重要なファクターとなっています。
財務会計制度では2000年前後のいわゆる「会計ビッグバン」の一環として連結財務諸表の開示が義務化されて以降、制度上も企業グループ全体として経営管理を正しく行うことが求められています。このような中、持株会社/本社が企業グループ全体の経営状況を横断的に管理できる体制の構築をご支援するのが、ドルビックスのグループ経営管理サービスです。

SERVICE

グループ経営管理のサービス内容

グループ経営管理のためには、組織構造や権限設定などのハード面と、組織風土や人材管理といったソフト面の両方の視点から管理体系を検討することが求められます。当オファリングは組織設計・ガバナンス・内部統制・経営管理・人事制度等のそれぞれに精通したプロフェッショナルが複合的に連携してご支援していきます。

各社の経営方針・管理ポリシーに基づき上記要素を検討し、各社に適したグループ経営管理体系を設計していきます。

FLOW

ご支援の流れ

グループ経営という重要なテーマについて、まずは経営層がとらえている課題を客観的に把握し、業界ベストプラクティスとも対比した上で、課題に対する施策検討を進めていきます。この検討には経営層自身が主体的に参画することが極めて重要です。

CASE

グループ経営管理の事例

グローバルで積極的な事業展開を進めているIT事業者における、グループ管理体系構築の検討事例をご紹介します。

◆IT事業者 グローバル展開の加速に向けたグループ経営管理体系の構築

BACKGROUND

クラウド事業を展開するA社では、今後海外展開を急速に推進する計画を有しており、それに耐え得る組織構造と戦略およびガバナンスの浸透方法を検討していました。ドルビックスは経営層のコアメンバーと検討チームを組成し、グループ経営管理体系の構築をご支援しました。

APPROACH

経営層からのヒアリング、ベストプラクティスとの対比から、クライアントが取り組むべき領域を特定。クライアントの専任チームを組成し、特定された内部統制・リスク管理領域、組織設計領域、管理会計領域、人材管理領域の4つの領域について検討を進めました。

POINT

議論する領域を順次絞りながら検討することで、各領域の検討主体を切り分け議論を効率化。本社機能の役割、評価方法といったハード面に加え、ソフト面では理念や事業推進方法が言語化・形式知化されているものの十分な浸透がなされていない点も課題として把握。各事業のステージに応じて統制に強弱をつけることで、事業推進を本社主導で実施する時期と事業側で主体とする時期のめりはりを付けた方針を設定しています。

MEMBER

担当プロフェッショナル

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